サプリなバナナ
2022/01/12
皆さんはバナナを食べる時皮をどうしますか?
そのまま捨ててしまう人がほとんどだと思います。そんな普段捨ててしまうバナナの皮に含まれる栄養素を紹介したいと思います。
マグネシウム
マグネシウムは、リンやカルシウムとともに骨や歯の健康維持に欠かせない成分です。マグネシウムが普段の食事で不足する事は稀ですが、マグネシウムが不足する事で血圧の上昇や不整脈などの症状が現れる事があります。(※1)
ビタミンA
皮膚の粘膜には細菌などの体内への侵入を防ぐ役割があります。ビタミンAはそんな粘膜の健康を支える働きがあるため、 ビタミンAの摂取は免疫力アップにつながります。今の時代には欠かせない栄養素の一つです。(※2)
ビタミンB6
人の皮膚や髪、筋肉などを生成するにはタンパク質が欠かせません!
ビタミンB6には摂取されたタンパク質の代謝を促し、体内で活用できる状態にする働きがあり健康的な体作りに欠かせません。(※3)
ビタミンB12
赤血球を生成する時に、葉酸とともに活躍してくれるのがビタミンB12です。片方が足りなくと細胞の分解や合成が効率よく行われず赤血球を正常に作り出すことが出来ないため、貧血の症状が出やすくなります。貧血でお悩みの方は意識して摂取してみて下さい。(※4)
ビタミンC
バナナの皮に含まれているビタミンCには、強い抗酸化作用があります。肌や血管、内臓など体全体の老化は、活性酸素という物質が各器官を酸化させる事で起こりますが抗酸化作用をもったビタミンCには活性酸素を抑制する働きがあります。(※5)
カリウム
カリウムは細胞の浸透圧をナトリウムとともに維持・調整する働きがあり、体内に溜まった余計な水分・塩分の排出を促してくれます。むくみが気になる場合は、併せて塩分の高いものを控えるようにしましょう。また肝臓の悪い人は、カリウムの取りすぎに注意して下さい。
不溶性食物繊維
不溶性食物繊維には腸のぜん動運動促す作用が認められており、腸を刺激する事で溜まった便を押し出すよう促してくれます。また食物繊維は腸内にいる善玉菌の餌となり善玉菌を増やす効果にも期待できる事から、腸内環境を整える為に役立ちます。(※6)
このようにバナナの皮には捨ててしまうにはもったいない栄養素がたくさん含まれています。しかしバナナを皮ごと食べるには、無農薬で栽培されている物を選ばないと危険です。あすなろファームは愛知県常滑市でバナナを有機無農薬栽培しております。収穫期には収穫体験も企画しておりますので、詳細が決まりましたら当ブログにてお知らせしたいと思います。
参考資料
※1 マグネシウム | e-ヘルスネット 情報提供(厚生労働省)
※4「ビタミンB12」の多い食品と、食品のビタミンB12の含有量一覧表 | 簡単!栄養andカロリー計算